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<p>スポーツニッポン東京本社版に掲載  キャスター 黒石 加恵</p>

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2008年7月3日

有言実行! 原田幸哉選手

「今年はやるよー」3月の総理杯、久しぶりに会った原田幸哉選手から開口一番出た言葉です。
先日のグランドチャンピオン決定戦、原田選手は、初日2着。レース後「久々に(モーター)良いよ。足も乗り心地も全部良い」と手応え十分な様子。ならば、好調のカーブを描くのみ!と思っていたのですが…。谷はその直後に訪れました。
2日目6着。上位着争いを演じていただけに、悔しさや落胆は相当なものだったと思います。複雑な表情を浮かべる原田選手にその日はもう掛ける言葉が見つかりませんでした。
次の日「悔しかったでしょう」と思い切って声を掛けました。すると「悔しいなんてもんじゃないよ。あれを2着で帰って来れないなんて…自分で自分が本当に情けない…」少し言葉を詰まらせ、かなりの落ち込みようでした。が、瞬時に顔つきはキリッと締まりました。「正直心が折れそうなくらいだけど、SGだから…ここで凹んではいられない!」と。
その時、昨年の夏頃聞いた原田選手の話が頭に浮かびました-「どんな状況でもちゃんと結果を出すのが賞金王常連組。自分にはまだムラがある」その話と「今年はやるよー」という言葉がつながった気がしました。
有言実行!-原田選手は、凹むことなくしっかり優勝戦まで進出。「常に優勝戦にのること」を目標に掲げている原田選手。今年のSG戦線は、ここまでなかなか好調だと思えるのですが…。
総理杯の優出について後日話をした時、明らかに満足してない様子でした。「優出はあくまでノルマ、優勝以外は頭にない」と言わんばかりの表情でした。
久々のビッグタイトル奪取へ-まだまだ闘いは続きます。次なるSGは、地元・蒲郡のオーシャンカップ。それに弾みをつけるための平和島・GⅠダイヤモンドカップは、大事なシリーズになりそうです。5月笹川賞の準優勝戦で悔しい思いをした水面、SG初Vを果たした思い出深い水面で一体どんな走りを見せてくれるのでしょうか?6日間の熱い戦い、どうぞお見逃しなく!

スポーツニッポン東京本社版に掲載  キャスター 黒石 加恵