
2009年6月号
実はわたし、先日久々にお休みをいただいて、モロッコ王国へ旅してまいりました。モロッコまでは直行便がなく、関西空港、ドバイ経由で片道約20時間超え(涙)の遠い国。でも、その価値は充分にある、パワフルで神秘的であたたかい国でした。
マラケッシュの屋台で初めて手で食べるご飯、そして名物のオレンジジュースを堪能。らくだで散歩しながらじっくり眺めた日没、たくさんの流れ星を見ながら寝たテント、初体験しちゃった青空トイレ、砂漠で目に焼き付けた日の出、迷路のようなフェズでは買い物と値切り交渉を堪能。一日5回流れるコーランとひたすら祈りを捧げるムスリムの人々。そして雪の残る雄大な山脈や羊飼いの姿。おいしいタジンやミントティ・・・・。
語りつくせないほどの経験をした毎日でした。なかでも強烈な思い出となったのが「ハンマム」モロッコにはハンマムと呼ばれる、お湯で身体を洗って垢すりをする公衆浴場がたくさんあります。私はあえてジモティしかいない街のハンマムに、チャレンジしてみました!
いざ女風呂に入ると、目がクリックリした超ボインのパンツ1丁のおばさんにぐいぐい中へ連れてかれ、マットを敷いた床に座れと言われた(らしい)。座ったとたん、頭からお湯を何度もぶっかけられ、息も絶え絶えになっている私に、アラビア語が飛んでくる。おばさんに英語はいっさい通じないので、あとは野生の勘で異文化コミュニケーション。シャンプーを頭からぶっかけて、首がもげるかと思うほどのブラッシング。そして体じゅうを洗われ、くすぐったくて悶え苦しんでいると、またザバーンとお湯が頭から降ってくる。再びボインおばさんがしきりに何か訴えかけてくるので、いろいろ体勢を変えてみるも違うらしい。とうとうしびれを切らしたおばさん。私を押し倒して垢すりを始めた。私もパンツ一丁、むしろパンツいらないんじゃ?ってくらいめくり上げられるけど、みんなパンツ着用で入るのがルール。おばさんにあっち転がされこっち転がされ、あんなにお風呂でされるがままになったのは初めて!公衆浴場でみんなの前で転がされてマッサージまでされちゃったのも初めて!! もう笑い死にするかと思った(汗)。
ボインおばさんとは最後まで笑顔で会話しながら、ひとつも内容は理解できなかったけど(笑)、最高の体験でした! 魅力ありすぎのモロッコ、超おすすめです!!
