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<p>スポーツ報知に掲載 キャスター藤堂みちえ</p>

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2010年3月21日

「あきらめない走り」が信条 山口選手に期待大

 春一番、春二番毎年吹くこの時期の春の風。なかなか心地よい春のそよ風にはなってくれませんね~。年始めのファーストSGは全国でも総理杯開催数トップ13回目の平和島で争われています。当地巧者が勢ぞろいの中、約9ヶ月と使い込まれた機歴差、水面状況など様々な要素も加味し明暗の線引きが厳しくもはっきり。激戦を勝ち抜いた準優メンバーの誇らしげな表情に納得です。
 年間SGの中でも自力で行けるSGとして選手から真っ先にタイトル名が挙がるのが総理杯。それだけに出場がかなうと「ガムシャラ」な気持ちを照れず隠さず前面に出す選手が多いのもこの大会の印象です。今回のピットでもその高揚感は強く、おなじみのSGメンバーに輝きも負けていません。初日1R6枠で登場の山口剛選手は先頭艇へ追いつかんばかりの2着。「後ろ走ってるのが剛なんで、最後まで油断できない」多くの選手に言わしめる山口選手の信条は「あきらめない走り」。持ち味を存分に発揮した初日から確実にファンの注目は上昇です。「SGで活躍しないと忘れられていく、それはすごくやだ」「GIを取ったぐらいじゃダメ、去年身にしみた」自身に対し辛口コメントの裏側には今節の決意・準備の万全差を感じました。話を向けると昨年秋から課題の、伸びをつけるプロペラ作りも手応えは上々。自信ありとの笑顔でした。モーターは「行き脚から伸びがいいけれど、やはり28%の2連対率。気になる所を調整したくなるから内部はあえて見ないように、これでいい時もあるし」と見極めの勘どころも鋭く予選を突破。SGの準優(10Rに出走)は2回目と数ではこれからの選手ですが、優出率は100%。剛の勝負強さは名前だけではありません。「ガンガン攻めて行きます」ガムシャラな心意気、春の旋風に期待大です。

スポーツ報知に掲載 キャスター藤堂みちえ